らくメンタルの教科書

「ガラスめんたる」から「らく(楽)めんたる」へ。実体験を中心にまとめています。

なんで自分ばかり犠牲にならなきゃいけないの?

鬼滅の刃での竈門炭治郎のセリフ

「悲しみの連鎖を断ち切る」

 

 

すごいセリフだね。

 

 

鬼滅の刃の世界観をたった一つのセリフで

すべて表現しているように感じました。

 

 

 

このブログでよく取り上げる、

劣等感や自己否定感に取り組んできたオレとしては

他人事に聞こえなかったんだよね。

 

 

 

現実のこの世界でも実際に悲しみの連鎖ってあるよね。

 

世の中のいろんな争い事も連鎖しているよね。

 

 

でも、

 

もっと身近なところにある連鎖。

 

 

それが、

劣等感の連鎖。

 

 

親の劣等感は子供へ、

その子供が親になった時にその子供へ。

 

 

と連鎖していく。

 

 

気づかずに連鎖させていく。

 

 

例えば、

親が離婚している家庭で育つと、

その子供も離婚することが多い。

 

親が暴力を振るう家庭で育つと、

子供も大人になったとき子供に暴力。

または、

暴力を振るう男性と一緒になったりする。

 

 

親が子供に理不尽に厳しく叱りつけたりすると、

子供もおとなになった時、子供にそれをする。

 

 

親が子供を褒めない。ダメなところをよくいう。

子供がおとなになったときに、

自分にそれをし、周りにもそれをする。

そして自分の子供にもそれをする。

 

 

オレの家系でもそうだな〜

と思い当たるところが沢山。

 

 

全員ではないけど確率的には高い。

 

 

ひょっとしたらその中でも

オレはマックス劣等感だったのかも(笑)

 

 

でも気づかせてもらえた。

自分のいままでの人生で暗躍してくれていた

「劣等感boy」

 

 

すごいかわいい彼女と付き合ったり

表彰されちゃうくらい綺麗なひとと付き合ったり、

すごいお金持ちと付き合ったり、

 

女好きなのでこういう方向にいっちゃう(笑)

 

 

同期の誰よりもいい成績を出そうとしたり、

営業で事務所トップ、全国トップをとったり、

(実は事務所でのトップの方がモチベーションかかりやすい)

数千名の前にたって色々やってちやほやされたり、

ナンバーワン○○って言われてのぼせちゃったり、

 

ここらへんは自分の存在価値を満たしたくて。

 

 

と沢山いい経験をさせてもらった。

 

 

なんかこう書いているといいことばかり起こっている気がしてきた(笑)

 

 

でもね、

 

 

幼少期はしょっちゅうキレる子供だった。

30代前半のころまで、

イラッとしてきれたりしたことがあった。

 

 

結構最近も自分の正しさを主張したくて、

偉そうにしていたことがあった。

 

 

親から引き継いだ劣等感の部分がずっと居座っていた。

 

 

もし気づいていなかったら、

きっとこれからも連鎖させてしまっていたと思う。

 

 

一緒に仕事している人にも連鎖させていただろうし、

お付き合いする相手にもまた連鎖させていただろうし、

 

 

でももうそれはしたくない。

 

 

連鎖は断ち切ることはできる。

 

 

誰にでもできる。

 

 

 

どうしたら断ち切ることができるのかは、

実はシンプル。

 

 

 

「自分のことを大事にしていいんだよ」

 

 

から始める。

 

 

劣等感を持っている人、

自己否定をしてしまう人、

だいたい自分を優先することが出来ない。

 

 

自分を大事にしていたら劣等感ってならないでしょ。

自分は価値がないとか、

自分は大した人間じゃないとか、

自分なんて、

って思っているんだよね。

 

 

 

気が付かずにやっちゃうんです。

 

「まず人を幸せにしなくちゃいけない」

 

って。

 

 

なんか美しいことだけど、

これが不幸を生んじゃう。

 

 

でも確かに誰かを幸せにしようとしていると、

 

「いいことしてるな〜〜」

 

っていい気分にはなる。

 

 

でも相手が目の前からいなくなっても、

その喜びって続く?

 

 

自分を大事にしていない人は、

焦り出すんだよね。

 

 

「早く誰かの役に立たなくちゃ」

 

 

って。

 

 

そして誰かの役に立つことをするとそこで満足しちゃうの。

それで実際に自分の生活は良くなったの?

というとそうでもなかったりする。

 

 

つまり誰の役に立っていなくても、

何かの役に立っていなくても、

極端なはなし、何もしていなくても、

 

 

「あなたはただいるだけで価値がある」

 

 

そう思っていいんだよね。

でもそう思えないんだよね。

 

 

自分には最初から価値があると思っていないから、

一生懸命なにかしら価値あることをしないと不安なんだよね。

 

 

この不安を持ち続ける限り、

人を優先することばかり考えちゃう。

 

 

自分を優先することが苦手なまま。

 

 

オレもそう。(だった)

まだまだかもだけど。

 

 

 

自分のことを大事にしてあげて。

 

自分を優先していい。

 

そして、

 

自分を幸せにするために周りを幸せにしてあげてね。

 

「自分なんて」はやめよう。

 

 

オレの母さんは昔、

 

「なんで自分ばかり犠牲にならなきゃいけないの」

 

って泣いていた。

 

 

こんな悲しい連鎖は断ち切りたい。

 

 

ZiHiKiSha