らくメンタルの教科書

「ガラスめんたる」から「らく(楽)めんたる」へ。実体験を中心にまとめています。

自己劣等感との上手な付き合い方

結構多くの人がもっている劣等感。

 

 

たいがいはこれを克服しよう!

というケースが多いんだけど、

克服するのって大変。

 

 

僕はおもいきり劣等感と生きてきたので、

すごいわかります。

 

 

劣等感からいつも自分を否定していて、

それを補うために自分の存在価値を感じようと色んなことをしてきた。

 

 

おかげで得られたものも沢山あったけど、

心の中はいつも満たされず。

 

 

満たされたと思ったらその満足感は一瞬で消えていきました。

 

 

だからいつも次の満足感を得るために、

新しいことに挑戦するといった繰り返し。

 

 

最終的に前進しているようで、

同じことの繰り返しでした。

 

 

その頃のオレは、

 

 

「ほかにも劣等感との付き合い方がある」

 

 

ということを知らなかった。

 

 

実は劣等感は味方にすることができる。

 

 

ということを。

 

 

劣等感は克服しようとすると的になり苦しみを生む。

無視しようとすると増殖する。

 

 

でも、

 

 

味方につけると成長するし、

成功に近づく。

 

 

例えば、

 

 

劣等感が生み出す代表的な気持ちは、

 

 

「自信がもてない」

 

 

だと思います。

 

 

見た目かもしれないし、

学歴かもしれない。

 

他にも、

収入や、恋愛、職歴、

または、

行動ができないとか続かないとか。

 

 

 

いろんなかたちで現れる。

 

 

 

だからといって、

 

 

「自信をもてるようになろう!」

 

 

といっても難しい。

 

 

そもそも自信を持った状態ってどんな状態?

 

 

たぶんね、

 

 

自信を持った時って、

既に何か手にしたかったものを手にした時だとおもうんだよね。

 

 

もちろん根拠のない自信というものもあるけど、

それが持てるひとはもう持っている。

 

 

劣等感を持っている人にそれをやれといっても無理。

 

 

だから、

 

 

「自信をもてるようになろう!」

 

 

ってのはあまり上手い方法じゃない気がする。

 

 

 

じゃどうするの?

 

 

 

それは、

「自信がないの?いいねーそれ」

 

 

と考える。

 

 

褒めちゃうんです。

 

 

どういうことかというと、

 

 

「自信がない」ことがどうありがたいかを考える。

 

 

自信があったら油断するかもしれない。

でも自信がないから丁寧になる。

自信がないから謙虚に考える。

自信がないからちゃんと勉強する。

自信がないから人に助けを求めようとする。

自信がないからさらに次の成功を求めようとする。

 

 

 

つまり、

 

 

「自信がない」

 

 

のは至って普通。

 

 

ひょっとしたら、めちゃくちゃ成功している人達も、

心のなかでは同じなのかもしれないわけです。

 

 

実際、

歴史に名を残した実業家の方々も、

挫折して諦めようと思った時があったという話は沢山あります。

 

 

いま活躍している有名な方々も、

一発でいまの場所に来たなんて人はほとんどいないと思います。

(突然有名になって去っていく人もいますが)

 

 

 

つまり試行錯誤しているわけ。

 

 

 

自信がないから工夫をする。

自信がないから改良しようとする。

自信がないから沢山の人に認めてもらおうとする。

 

 

 

というエネルギー源だと思うと、

 

 

「自信がない」

 

 

はとても自然な考えだし、

とてもいい考え方なんじゃない?

 

 

とも思います。

 

 

もっといいのは、心がスッとするから。

 

 

「自信がない」

を気にしているとモヤモヤします。

 

 

たぶんそういう時は行動もろくにできないでしょ。

 

 

そうすると、

さらに「自信がないから」って自己洗脳する。

 

 

強化していくわけ。

 

 

そしてさらに劣等感を増殖。

 

 

苦しいんです。

 

 

でも、

 

 

「自信がないっていいことじゃん?」

 

 

って認めた時に心がふわっと軽くなる。

 

 

 

すると「自信がない」

は気にならなくなっていくんだよね。

 

 

 

だから、

 

 

劣等感は克服しようとする

 

 

より、

 

 

その劣等感を褒めちゃう。

ありがとう、と言っちゃう。

 

 

心がふわっと軽くなった感じがしたら、

めっけもの。

 

 

 

もっとはっきり言ってしまえば、

 

 

「自信があるかどうか」

 

 

は本当は問題じゃないでしょ。

 

 

 

何か欲しい物があったらそれを手にできたかどうか。

 

 

の方がだいじで、

 

 

自信がなくても手にすることができたら成功でしょ?

 

 

だったら全部自分の都合のいいように活躍してもらおう。

 

 

 

劣等感は、

上手につきあえばあなたを成長させてくれるし、

成功の手伝いをしてくれるよ。

 

 

自信がなくても幸せにはなれるよ。

 

 

 

ZiHiKiSha