らくメンタルの教科書

「ガラスめんたる」から「らく(楽)めんたる」へ。実体験を中心にまとめています。

褒めるという麻薬

能力はある。ある程度収入もちゃんとある。

人によってはある程度余裕があったりするかも。

でも、

一人な人っています。

 

家族がいても一人な人っています。

恋人がいるのに一人。

職場に沢山人がいるのに一人。

 

 

そんな生き方になっている。

 

 

そういう生き方だったり、

そういう時期だったりもします。

 

 

一人がしっくり来る人もいますし、

あえて一人になることを選び自己観察期に入る方もいます。

 

 

ですから、

改めてですが「良し悪しではない」

ということに気をつけながら考えたいと思います。

 

 

 

なぜこの一人と言うことから始めたのか。

 

 

それは今日がクリスマスだからです(笑)

 

 

多分このブログ(日記)を読んでいる方は、

一人の人が多いんじゃないかなと思うんですがいかがですか?

 

違うよ!

 

という方もいるかも。

 

でも、

もし恋人や家族がいたとしても、

「心はなんか一人ぼっち」

みたいな感覚の人がいらっしゃるかも。

 

 

それがいいか悪いかは別としてです。

 

 

 

 

それはさておき、

きょうの日記です。

 

 

「最近、褒められるのが怖くなった」

 

 

についてお話したいと思います。

 

 

褒められる。

というのは人にとって完全なる麻薬、

毒薬のようなものだと最近思います。

 

 

だって、

褒められても一銭の得にもならないから。

 

 

めちゃくちゃドライな理由ですが、

わかりやすくするために敢えて、

「一銭にもならない」

から入りました。

 

 

もちろん様々理由はありますが、

実際に一銭にもなりませんよね?

 

 

誰かが褒めてくれたらお財布のお金増えますか?

誰かが褒めてくれたらそのぶん昇進するんですか?

誰かが褒めてくれたら彼女できるんですか?

 

 

少なくとも直接的に関係はないですよね。

 

 

褒められたら気分が良くなって、

元気になって、

色々うまくいくんじゃない????

 

 

と私も思っていました。

 

 

だから褒めてくれない相手は嫌でした。

自分がうまくいく方向に進まないから。

その人といても。

 

 

私自身は人のことを褒めるようにしていました。

良かれと思って。

 

 

でも「どっちにしてもやばい」

ということに気が付きました。

 

 

というか学びました。

 

 

褒める、褒められる、

がなかなか恐ろしい結果を生み出すということを。

 

 

どんな結果でしょうか。

 

 

 

結論からいくと、

「褒められるのが快感」

なんです。人って。

 

だからなんだ?

と思うかもしれません。

 

でもこういうことが起きるんです。

(例えばですが)

 

会社に勤めていたとします。

上司が褒めてくれます。

部下はそれがうれしいですし、

「褒められているということはここにいられるんだ」

という根拠にもその部下にとってはなります。

ところが。

もしその上司が褒めるのをやめたらどうでしょうか。

 

部下は、

「あれ?褒められないな」

「それよりも最近やり取り減ったんじゃないか?」

「あれ?他のひとを褒めているぞ」

「同じ仕事しているはずなのになんで?」

 

といった反応になることが往々にして予想されます。」

(会社だけではなく、家族、友人関係でも似たことは起きます)

 

さてその部下が選ぶ道は?

 

 

1 改めて自分が褒められるように頑張る!成長する。

2 褒めてくれる人のいるところに行く(転職する)

3 愚痴る

 

とりあえず3つのパターンを出しましたが、

全部に共通していることがあります。

 

 

それは何でしょう?

わかります???

 

 

私もがっつりはまっていました。

と完全にやば!となりました。

 

 

答えは

 

全て相手が褒めてくるかどうかに対して反応している

 

ということです。

 

つまり、

自分がどんな行動するかの根拠が、

 

 

褒められるかどうか

 

 

になってしまっています。

 

 

言い換えるとどうなると思います?

 

 

実際は、

「褒められるかどうかにコントロールされている」

 

という状態じゃないですか?

 

 

褒める(褒められる)というのは恐ろしいですね。

 

これで人をコントロールできちゃう。

 

 

裏を返すと、

知らずしらずのうちに主従関係や上下関係のような構造になります。

 

 

だから、

実は「褒める」というのは安易に使わない方がいいかもしれない。

 

 

いまではそう思っています。

 

 

裏を返せば誰かを従わせたいとかコントロールしたいと思ったら、

「褒める」

を活用すればできてしまうかもしれません。

 

 

ということで、

「褒める」

 

って結構危険な要素がある。

 

 

ということを学びました。

 

 

もちろんそれだけではない危険要素があります。

 

 

それは

 

 

「目標を見失う」

 

 

という超危険な結末です。

 

 

これも仕事だとわかりやすいかもしれません。

 

 

端的にはっきりいきます。

 

 

おそらくですが、

目標を達成出来なくても、

誰からも責められないどころか頑張りを超絶褒めてもらえる。

 

それが毎日のように起きていたとしたら。

 

人にもよりますが、

場合によっては褒められることが目的になる恐れがあります。

 

 

つまり、

 

 

結果を出すかどうかではなく、

褒められる動きをするかどうか、

に。

 

 

あり得そうじゃないですか???

 

 

こういう間違い。

 

 

私はちょくちょくやっちゃいます。

やっちゃってきました。

 

 

こういうこともあるんです。

 

 

怖いですね〜〜。

それではいつまでたっても目標は実現しない。

 

 

褒められて気持ちはいいけど。

 

 

でも一銭にもならない。

 

 

残念。

 

 

だから、「褒める」「褒められる」

 

 

というのは危険。

 

 

いまはめちゃくちゃそう思います。

 

 

褒められ時は心がざわつきます。

 

「やばい!」

 

と。

 

 

調子に乗るな!

実績をだすことで自分で達成感を味わえ!

 

 

そんな声を心でつぶやいています。

 

 

ありがたいことにいい人が周りにいるんです。

褒めてくれるんです。

 

 

もちろんその時はお相手の気持ちに感謝ですから、

ありがとうございます。

としっかりと受け取らせて頂きます。

 

 

でも心のなかでは自分に対して警告ランプ点滅させます。

 

 

「褒める」

というのは様々なアプローチがあるので、

難しいところではありまね。

 

 

ですからもちろんこれを読んでもご自身で判断してくださいね。

私は自分が感じたこと、学んだこと、そしてそれで人生が前進したな、と思うことを書かせて頂いています。

 

 

共感してくださってもいいですし、

そうではないことももちろんあると思います。

 

わかったふうなことを書きながらも、

心はザワザワしていたりもします。

 

いずれにしても、

お読み頂きありがとうございます。

 

何かしらの役に立てていたのであれば幸いです。

 

 

それでは良い週末を

 

 

〜ZiHiKiSha〜