らくメンタルの教科書

「ガラスめんたる」から「らく(楽)めんたる」へ。実体験を中心にまとめています。

なんで疲れるのか?

 

さて今日1日終わって元気ですか?

それとも疲れています?

 

夕方ちょっと疲れたなって言う時間帯がありました。

でもそのままズルズル行くのはやばい。

と切り替えて元気にやっています。

 

そこでふと思ったんですが人ってなんで疲れるんでしょうか。

それは体力的に消耗するからとか、いろいろ考えて頭を使ったからとか、まぁ色々と理由らしきものがあると思います。

 

だけど考えてみてください。めちゃくちゃ充実している時って全然疲れを感じずに3日4日ほとんど寝ないで過ごしても大丈夫だったりすることってありませんか?

 

例えば旅行に行った時。

せっかく旅行に来たんだからと言って、早く起きて夜遅くまで遊び、一気に寝て、また普段よりも早く起きて遊び、そして一気に寝て。そんなことを繰り返しながら3日4日とか1週間とか普段の半分位の睡眠時間でも全然元気だったりすることありませんか?

 

または、好きな仕事をしている場合。

ご飯を抜いて仕事したって平気だったり、ガンガン仕事したはずなのに全然疲れてるというよりも寝たくないとか、しかも短時間しか寝なくてもめっちゃすっきり起きたりとか、そういうこともありませんか?

 

たぶん経験してことある人がおおいんじゃないかなと思います。

だけど「実際には1週間ガンガン働いたり遊んだりした後にだ〜っと疲れが来たりするじゃない?」て言う人もいるかもしれません。でもそれって、実はその後に嫌なことをしてるからじゃないかと思うんですよね。

 

1週間旅行に行ってめちゃくちゃ充実して体力を使って、で帰ってきました。その日のうちに勢いで片付けもできました。そこまでは元気だと思うですね。そしてその翌日から仕事に行ったりとか日常に戻ったときに疲れるじゃないですか。その日常の中で気づいてるか気づいてないか、ネガティブな気持ちだったり、嫌なことをやったり、充実していなかったり、 なんとなくルーティンで過ごしたりしているだけだったりしませんか。つまり情熱が足りていなかったり、それほど気持ちが盛り上がってなかったり。

 

日常に戻ったことによって疲れがどっと出てきたって言うほうが近いような気がします。体力を使い果たしたからというよりも。

だって1週間の旅行に行ってめちゃくちゃ充実してきて、帰ってきても大好きな仕事をしていて朝から晩までやっていても飽きない、もっともっと追求したいしもっともっと成果を出したいしめちゃくちゃ元気に仕事ができる。そういう人だったら、旅行から帰ってきた後も仕事に戻ったとしてもエネルギーが満ちてくるんじゃないでしょうか。

 

もちろん消費カロリーだったりとか、栄養素の不足だったりとか、物理的な形で体に影響を与え、そしてそれが疲労として表面化し、もっと睡眠をとりなさいよとか栄養ちゃんと取りなさいよとかと言う「サイン」として疲れっていうのは出てくるかもしれません。

 

 

でもそういうのがあっても、めちゃくちゃ充実した毎日を過ごしている人の場合、一年間そういった(疲れたという)感覚が出て来なかったりもするわけですよね。という事は、日常的にもどったからって疲れたなっていうのは何か違うような気がするんですよ。

 

 

私も自分を振り返って、そういう時(いつまでも元気が続くとき)がありましたし、そうじゃない時もありました。実際にちゃんと食べてたかどうかとか関係なく、寝れたかとか関係なく、元気な時は元気だったし、ちゃんと食べていたって寝ていたって疲れるような時は疲れるんですよね。

 

 

もっと言えばそもそも疲れるってどんな状態ですか?

 

 

眠気が襲ってくると言うことですか?

もうフラフラで立つことができないと言う状態ですか?

どちらかと言うと気持ち的な問題のような気がしませんか?

 

だってトレーニングしてるからかもしれませんが、42.195キロ走ったマラソン選手の人達は、走り切った直後倒れるかと思いきやほとんどの方はすぐその後も笑顔で元気に手を振ってそして表彰台に上ったしていますよね。

 

すべての力を使い果たして走りきってきてるはずなのに。

 

 

多分なんだけども勝った時は疲れたと言う感覚はあまりないんじゃないですかね。でも負けた時は疲れたなぁって言う気持ちになるんじゃないか?そんな気がします。

 

つまり、医学的な事はちょっと置いといて、1つの要素として「疲れた」と言うのは何によって生まれれるのかは、ほとんど私たちの気持ちや感情じゃないかなと思うんですね。そして気持ちや感情はどうやって生まれるのかというと、自分の思考ですよね。

 

自分の思考が状況に応じて気持ちを生み出してくるわけですよね。

 

例えばむかつくような人がいたときに「むかつくかどうか」はあなたの思考次第です。あってますよね。だって同じ人を見てもむかつく人もいれば、むかつかない人もいるわけですよね。という事は、あなたにとってはその人はむかつくと言う基準なわけです。 その基準が働く、つまり思考が働いて、むかつくという気持ちになるわけです。

例えば道を譲らない人がいた。

その時にむかついた。

なんでむかついたのかと言うと、譲り合いできたろう!みたいなことを考えていたり、俺を優先するべきだとか、俺の方が偉いんだとかみたいなことを誇示したいがためにむかついたり怒ったりしたのかもしれないですよね。

逆の発想(思考)をする人は違う反応ですよね。別にやりたいようにやればいい。自分だけが譲れば別にいい。みんなが譲らなくたって別にいいよ。別にむかつくわけじゃないんですよね。といった感じで。

 

 

という事は、疲れるっていうのは「自分がどんな気持ちで過ごしたのか」の結果であり、(全部が全部ではないにしても結構大きな要素として)自分がどんな思考で生きていたのかっていうのが生み出しているんじゃないかなって僕は思うんですね。

 

このブログでは、自己否定というものをテーマとすることが多いんです。多分なんですが、自己否定とか他者攻撃とかまたは逃避をして後回しにしてそのツケが帰ってくるとか、そういう傾向にある人ってのはちょっと疲れやすいんじゃないかな、と思うんですよね

多分そうですよね。

逆にめちゃくちゃ自己肯定している人とか、他者肯定してる人とか、て元気そうじゃありませんか?いつも。

だってちょっとしたことで嬉しいという気持ちになったり、ちょっとしたことでありがとうって気持ちになったり、ちょっとしたことで何か友達との関係性の良さや親密感を感じたり、そういうので幸せになってたりするわけじゃないですか。。

 

そういう人は行動すればするほど、何かをすればするほど、何かが起きれば起きるほど、喜びは増えちゃうわけですよね。で喜びが増えてハッピーが増えていったら、そりゃあ元気になりますよね。

だからよく心理学的にもよく目標達成させるためには小さな成果を生み出すように計画したほうがいいよっていうのがありますよね。

大きな目標をいきなり立てて、今日も達成しなかった今日も達成しなかった、と言う思考を繰り返すのではなくて、ものすごく噛み砕いた小さな目標設定をして、それこそ10分20分でできる様なことかもしれませんが、そういうのを達成させることで「あれもできたこれもできた」「前進した」と言う達成感を味わう。そして喜びを味わう。そしてエネルギーが高まっていく。だから目標が達成しやすくなっていく。

小さな目標設定をした方が、都度の軌道修正がしやすかったり、改善しやすかったりするので、さらに目標達成がしやすくなっていくと言う面もあるかもしれませんが、結構気持ちの面っていうのも大きいんじゃないかなと思うんですね。

 

つまり、もし今日1日終わってなんか疲れたなとか、そういう気持ちになっていた場合、一番目を向けるべきものは何かと言うとひょっとしたら自分の思考かもしれませんね。

 

その中でもやっぱり自己否定だったりとか他者否定や他者攻撃とかっていうのはエネルギーをそぐんじゃないかなと思うんです。

 

何かするたびに「全然来てない」とか、「うまくいってない」とか、失敗したところばっかり気付いたりとか、自分の未熟さばかりを感じてるとか、そして嫌な気持ちを味わいまくっていたりしたら、疲れるに決まっていますよね。

 

 

だから毎日を元気にエネルギー高く過ごすことによって、自分が達成したいところに行けるのであれば、そのためにはやっぱり自己否定とかというのは結構邪魔なんじゃないかな、そう思います。

 

あと危険かもなと思うのが、目標達成の技術とか目標設定の仕方とかあるじゃないですか。

 

設定スキルとしては正しいのかもしれないんですけれども、もし自己否定側の思考を回す癖がある人がやろうとすると多分なんですけれどやばいと思います。苦しみを増長するように思います。なぜでしょうか。

 

だいたい想像がつきませんか。下手に目標を設定して、そしてその目標がいきなり達成できるのであればいいですけれども。でも自己否定の人ってその目標達成していく過程を否定しちゃいますから。

 

いつの間にか。面白くないですか?ほんと自己否定が上手なんですよ。で全部オッケー「よかったね」ってすればいいのに、気がつけば何か改善ポイントを見つけたり、悩み始めたり、同じことを繰り返せばいいのに同じことを繰り返すことがよくないことだと思ちゃったり。

だってベストなやり方ができていると思ってるのであれば同じことを繰り返しますよね。もちろん改善点は大事ですけど、でもその場合は今までやったことをベースにして上乗せして工夫改善しますよね。

自己否定型の人は何するかというと、実は今までやったことをベースにして工夫改善しているようで、そうじゃないんですよ。いつの間にか今までのやり方を否定していて自らそこは悪かったと判断して、しかもそれが客観的なものではなくて「自分が」正しいと思っている勝手な基準で否定をして、そしてそれをゼロまたはプラスに戻すというか要はいちどネガティブに落としてそれをまたプラスマイナスゼロに戻す。そしてプラスに持っていこうとするわけですよ。だから結構疲れるんです。工夫改善が。

でもって改善されたはずのに何度も何度もしたはずなのに、結局出せる成果が前と変わらないみたいな。そんな工夫改善の仕方だと疲れる決まっていますよね。だってあんなに苦労して分析して改善してを繰り返したのに、結局出せる成果がほとんど変わらないわけですよ。

自己肯定的な人っていうのは全部積み上がっていくというか、どんどん積み上がっていくので出せる成果が増えていきやすいですよね。だから結局もともとの能力に差がなくても、自己否定的な発想なのか自己肯定的な発想なのかで、出せる成果にどんどん差がついていくんですよね。きっとこれって稼げる稼げないにも通じるんじゃないかなと思います。

つまり、全部が全部そうでは無いにしても、自己否定型の人って収入が上がりづらいし、いろんな工夫改善努力をしたけれども職場変わったりしたけれども、物理的な面があまり変化を生んでいない。収入レベルがあまり改善されていなかったり、人間関係が良くなっているわけではなかったり。場合によっては収入が下がっていたり、人間関係もより悪くなっていたりしているかもしれないわけですよ。怖いですね。

 

だからこのブログでは自己否定と言う所について自分の私の経験や考えた事を別にして記録として 役に立てばと思って書いています。